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緊急時は自治体の避難情報に従ってください。
台風が近づくと心配になるのが停電です。7月から10月は台風が日本に接近・上陸しやすい時期で、強風による電柱・電線の損傷や、大雨での土砂災害・河川氾濫がライフラインに影響することがあります。あわてて直前にバタバタしないよう、3日前・前日・当日でやることを分けて整理しました。備えれば大丈夫です。
台風でなぜ停電が起きるのか

強い風で電柱や電線が損傷したり、飛来物が設備にぶつかったりすると停電が起こります。過去の大型台風では、広い範囲で長時間の停電が続いた例もありました。停電そのものを防ぐことはできませんが、起きたときに困らないよう事前の備えで被害を小さくできます。ここが今日からできることです。
前日までの手順をより細かく知りたい方は、台風の停電に備える|前日までにやること10と順番もあわせてご覧ください。
3日前にやること
気象庁の台風情報や、大雨・暴風の警報級の可能性が発表されたら、まずは家にあるものを点検する段階です。買い出しに慌てないよう、この時点で済ませておきましょう。
| やること | ポイント |
| 飲料水・非常食の在庫確認 | 3日分(大規模な災害に備えるなら1週間分が望ましい)が目安。足りなければ買い足す |
| モバイルバッテリー・ポータブル電源の充電 | 満充電にしておく。使っていない機器は容量が減っていることが多い |
| 懐中電灯・ラジオの電池確認 | 予備電池も含めて点検 |
| ハザードマップと避難場所の確認 | 国土交通省ハザードマップポータルサイト等で自宅周辺の危険箇所を確認。避難場所の指定は自治体ごとに違うので、お住まいの自治体の情報でご確認ください |
| 家族の安否確認方法を決める | 災害用伝言ダイヤル「171」の使い方を家族で共有しておく |
参考:首相官邸「災害が起きる前にできること」
ハザードマップの読み方はハザードマップの見方|自宅のリスクを10分で確認で手順をまとめています。
前日にやること
台風の進路予想がある程度絞られてきた段階です。ここでは「風雨が強まる前に外回りを片付ける」ことが中心になります。
| やること | ポイント |
| ベランダ・庭の片付け | 物干し竿や植木鉢など飛ばされやすいものを室内に入れる |
| 側溝・排水溝の掃除 | 落ち葉やごみを取り除き、水があふれにくくする |
| スマホ・パソコン・充電池の充電 | 満充電にしておく。車のガソリン・EVの充電も済ませておくと停電時の電源代わりになる |
| 保冷剤・凍らせたペットボトルの準備 | 停電時に冷蔵庫内の温度上昇を遅らせる助けになる |
| 避難経路の最終確認 | 暗くなる前・雨風が強くなる前に、実際に歩ける道かを再確認 |
窓の対策で迷ったら、台風前の窓ガラス対策|養生テープとカーテンの正しい使い方もどうぞ。
当日・接近時にやること
雨や風がすでに強い状況では、無理に外に出ないことが最優先です。ここだけ押さえておけば大丈夫です。
| やること | ポイント |
| 不要不急の外出を控える | 増水した川や田んぼの見回りは行かないでください(転落・流水事故の原因になります) |
| 防災気象情報をこまめに確認 | 気象庁の警戒レベル・キキクル(危険度分布)で状況を把握 |
| 停電が起きたら電気機器のスイッチを切る | 復電時の火災(通電火災)を防ぐため、停電中は使用中の電気機器のスイッチを切り、電源プラグを抜いておく。避難で家を離れるときは分電盤のブレーカーも切る |
| 避難指示等が出たら速やかに避難 | 荒れてからの移動は危険。警戒レベル3の段階で高齢者・子どものいる家庭は早めに動く |
参考:首相官邸「大雨・台風では、どのような災害が起こるのか」、経済産業省関東経済産業局「停電時の発電機によるCO中毒や、復旧後の通電火災に注意!」
停電中の冷蔵庫の扱いは停電したら冷蔵庫は何時間もつ?開けずに守る保冷のコツで詳しく見ています。
家族人数別の備蓄目安早見表
水は飲料用と調理用を合わせて1人1日3リットルが目安とされ、最低3日分で9リットルになります。大規模な災害に備えるなら1週間分(1人21リットル)が望ましいとされています。人数ごとの目安量は次の通りです。
| 家族人数 | 飲料・調理用の水(3日分) | 水(1週間分) | 非常食(3日分) |
| 1人 | 9リットル | 21リットル | アルファ米・缶詰など9食分が目安 |
| 2人 | 18リットル | 42リットル | 18食分が目安 |
| 4人 | 36リットル | 84リットル | 36食分が目安 |
参考:農林水産省「大事な水、どうやって備えますか?」(1人1日3リットル=飲料用・調理用、最低3日分〜1週間分を基準に人数分を算出。トイレや洗面などの生活用水は別途必要)
懐中電灯・モバイルバッテリーなど、台風前に買い足しておきたい停電対策グッズはこちらから探せます
よくある質問
Q. 停電になったら冷蔵庫はどうすればいい?
A. ドアの開閉を減らせば、庫内の温度上昇を遅らせられます。前日に凍らせたペットボトルを入れておくと、保冷の助けになります。
Q. 停電中にブレーカーは落とすべき?
A. 停電中は使用中の電気機器のスイッチを切り、電源プラグを抜いておくと、復電時の通電火災を防ぐ助けになります。避難で家を離れるときは分電盤のブレーカーも切っておきましょう。
Q. 3日分の備蓄で足りますか?
A. 3日分を最低ラインとして、大規模な災害に備えるなら1週間分の備蓄が望ましいとされています。余裕があれば買い足しておくと安心です。
まとめ
台風による停電は完全には防げませんが、3日前・前日・当日でやることを分けておけば、直前になって慌てずに済みます。まずは飲料水と非常食の在庫確認、モバイルバッテリーの充電から始めてみてください。


