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「防災用にポータブル電源が欲しいけど、種類が多すぎて選べない」。そんな方に向けて、今回は防災用途でよく候補に挙がる3機種を、各メーカー公式サイトの掲載値だけで比較しました。結論を先に言うと、家族の停電対策として「まず1台」なら1000Whクラス(EcoFlow DELTA 3 PlusかJackery 1000 New)が有力です。冷蔵庫・スマホ・照明を丸1日程度まかなえる容量と、ほぼ全ての家電が動く1500W出力を、10kg台前半の持ち運べる重さで両立しているためです。
比較表|3機種の公式スペック(2026年7月時点)

| 項目 | EcoFlow DELTA 3 Plus |
Jackery 1000 New |
Anker Solix F3000 |
|---|---|---|---|
| 容量 | 1,024Wh | 1,070Wh | 3,072Wh |
| 定格出力 | 1,500W | 1,500W | 合計最大3,000W |
| 重さ | 約12.5kg | 約10.8kg | 約41.5kg (キャスター付き) |
| 電池の寿命目安 | 4,000回充放電後も 容量80%以上 |
4,000回充放電後も 容量70%維持 |
4,000回以上で 初期容量80% |
| AC満充電 | 最短56分 | 最速60分 | 最短2.6時間 |
| メーカー公式価格 (税込) |
149,600円 | 119,800円 (セール時は変動) |
299,900円 |
| 保証 | 5年 | 5年 | 最大5年 (公式会員登録時) |
参考:EcoFlow・Jackery・Anker 各公式サイト製品ページ(2026年7月22日確認。価格・仕様は変更されることがあります)
3機種とも電池は長寿命なリン酸鉄リチウムイオン電池で、1日1回使っても約10年使える計算です。防災用に数年置いておく前提でも、この電池方式なら安心感があります。
停電対策の定番、EcoFlowのポータブル電源は公式ストアでチェックできます
→ EcoFlow ポータブル電源(公式サイト)を見る
選び方の基準は3つ|容量・出力・重さ
基準1:容量(Wh)=停電を何時間しのげるか。スマホ充電だけなら小型でも足りますが、冷蔵庫(家庭用で消費電力100〜300W程度)を回し続けるなら1,000Whクラスが目安です。詳しい計算方法は家族人数別の容量早見表の記事で解説しています。
基準2:定格出力(W)=どの家電が動くか。容量が足りても、出力が家電の消費電力を下回ると動きません。1,500Wあれば電子レンジや電気ケトルを含むほとんどの家電に対応できます。エアコンを動かしたい場合の考え方は別記事にまとめました。
基準3:重さ=いざという時に運べるか。見落としがちですが重要です。10kg台前半なら大人1人で2階へ運べますが、40kg級は実質「置き場所を決めて動かさない」使い方になります。避難や車への積み込みを想定するなら軽い機種を選びましょう。
3機種の個別評価|向いている人・向いていない人
EcoFlow DELTA 3 Plus(1,024Wh・149,600円)
強みは充電の速さと停電時の切り替え機能です。AC最短56分で満充電できるため、台風接近の予報を見てから充電しても間に合いやすいのが利点です。停電を検知して0.01秒未満で給電に切り替わるUPS機能があり、パソコンや冷蔵庫をつないだままの「常時バックアップ」運用に向きます。悪天候の警報時に自動で充電を優先する機能も防災向きです。
向いている人:在宅ワークでパソコンを守りたい人、台風前の駆け込み充電を想定する人。
向いていない人:とにかく価格を抑えたい人(同クラスのJackeryより公式価格は高め)。
Jackery 1000 New(1,070Wh・119,800円)
強みは同クラス最軽量の約10.8kgです(1000Wh帯・リン酸鉄搭載モデルにおいて、2024年6月時点のJackery調べ)。1,070Whと3機種中この価格帯では最大の容量を持ちながら、女性でも持ち上げやすい重さに収まっています。公式サイトではセール販売が多く、実売価格が下がりやすい点も魅力です。注意点は、電池の寿命表記が「4,000回後も70%維持」と、他2機種(80%)よりやや控えめなことです。
向いている人:持ち運びやすさと価格のバランス重視の人、初めての1台を探す人。
向いていない人:UPS的な常時接続の使い方を重視する人。
Anker Solix F3000(3,072Wh・299,900円)
強みは3,072Whの大容量と3,000Wの高出力です。IH調理器や電子レンジなど高出力家電を同時に使え、長期停電でも冷蔵庫と照明を数日単位で維持できる計算です。拡張バッテリーで最大12,288Whまで増設できます。一方で約41.5kgと重く、メーカー自身が「持ち上げる際は2人以上で」と案内しています。キャスターで転がせる室内運用が前提です。
向いている人:在宅避難で数日分の電力を確保したい人、予算に余裕がある人。
向いていない人:持ち出しや車中泊メインの人、集合住宅で置き場所が限られる人。
よくある質問
Q1. 夏の車内に置きっぱなしにしていい?
いけません。高温はバッテリー劣化や故障の原因になります。詳しくは車内放置のリスクの記事をご覧ください。
Q2. セールを待つべき?
ポータブル電源は各社ともセールが頻繁で、公式価格から大きく下がることがあります。急がないなら大型セール時期の確認をおすすめします。ただし台風シーズン直前は在庫が動きやすいため、備えが目的なら「必要になる前に買う」のが原則です。
Q3. もっと安い小型モデルではだめ?
スマホと照明だけなら200〜300Whクラスの小型機や大容量モバイルバッテリーでも備えになります。防災用モバイルバッテリーの選び方も参考にしてください。
まとめ|迷ったら「運べる1000Whクラス」から
3機種を公式値で並べると、役割の違いがはっきりします。充電の速さと常時バックアップのDELTA 3 Plus、軽さと価格のJackery 1000 New、数日分の在宅避難に備えるF3000。家族の停電対策として最初の1台なら、運べて大半の家電が動く1000Whクラスの2機種から、UPS機能を取るか軽さと価格を取るかで選ぶのが現実的です。価格・仕様は変わることがあるため、購入前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。
セール情報や在庫は公式ストアで最新をチェック
→ EcoFlow ポータブル電源(公式サイト)
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